NOWHERE NOWHEREの香りには、それぞれに紐づくストーリーとイメージビジュアルがあります。
これらは、調香師が香りに込めた想いや経験、メッセージなどを表しています。
ぜひ情景を思い浮かべながら、香りに向き合ってみてください。
それは、あなたのための香りになるはずです。
#C84 | Dry Woods
アトラスシダーやカルダモンをブレンドした
ドライでスパイシーな香り
果てしなく続くこの道の先に、何があるのかはわからない。
歩き続けるのも、諦めるのも、労力を要する。
どちらに進んでもいい。
これは、あなた自身の挑戦。
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僕が香水を纏うタイミング(きっかけ・目的)のひとつに、「気持ちの切り替え」があります。
自分の中に確かに存在するのに、自分ではどうにもできないこともある、難しいものが、感情・気持ち。
気持ちはグラデーションで移ろっていくことがほとんどで、徐々に前向きになることもあれば、ダラダラとネガティブな方向に引きずられることもあって。
感情は滲むように変わっていくからこそ、迷いや戸惑いをもたらすとも思います。
その「グラデーションの移ろい=迷い」を、"バツッ”と断ち切ってくれるツールの一つが、NOWHERE NOWHEREのフレグランスだったらいいな…。瞬間的にグッと気持ちを引き上げてくれて、背中を押してくれる香りがあれば…。と考えた結果、この香りに辿り着きました。
カルダモンは、僕が起用したかった素材の一つです。
スパイス系に分類される香りですが、決して刺々しい印象ではなく、スパイス系ならではの存在感を示しつつも、落ち着きと温もりを合わせた安心感のある香りだと僕は感じています。
そんなカルダモンを軸に据えることで、硬質でドライな香りの中に、どこか心地よさを感じるような、不思議と頼りにしたくなるような香りが、グッと気持ちを引き締めてくれると思います。
時には大きな壁にぶつかることもあったり、言葉にできないモヤモヤに悩むこともありますが、そうした時に、どんな結果になるかは分からないけど、ひとつ歩みを進めるきっかけになることを、この香りに期待しています。
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