FRAGRANCE STORY

FRAGRANCE STORY

香りと五感が織りなす
美しいストーリー

NOWHERE NOWHEREの香りには
それぞれに紐づくストーリーと
イメージビジュアルがあります。

思い出や、経験、メッセージなど。
これは、調香師が香りに込めた想いを表します。

ぜひ情景を思い浮かべながら、
香りに向き合ってみてください。
それは、あなたのための香りになるはずです。

#CEE
Water

ネロリやホーリーフをブレンドした
透明感のあるウォータリーな香り

ちらちらと揺れる波紋が、儚く静まり消えてゆく。
澄みきった水面に、心までも見透かされてしまいそう。
暫し戸惑いながらも、前を向く。
ありのままの私で。

TOP
レモン、オレンジ
MID
クラリセージ、ネロリ
BASE
ホーリーフ
#BEC
Green

レモンやクラリセージをブレンドした
爽やかなグリーンの香り

プラタナスの葉の陰から光が落ち、
爽やかな風が吹き抜ける。
靴ひもを結びなおし、深く息を吸うと、
蒼い空気が肺に入ってくる。
僕たちは互いに競いながらトラックを駆け抜ける。

TOP
ラベンダー、レモン
MID
クラリセージ、ローズマリー
BASE
サンダルウッド
#4DC
Aromatic

ベルガモットやジュニパーをブレンドした
エモーショナルなアロマティックの香り

人ごみの中をゆっくりとかき分けて歩いている。
会話の途中で時折見せる君のはにかんだ笑顔に、
僕もつられて顔がほころぶ。
そっと君の手が触れた瞬間、
僕は恥ずかしくて気づかないふりをした。

TOP
レモン、ベルガモット
MID
ジュニパー、クラリセージ
BASE
コリアンダー、ムスク
#3B8
Mossy Woods

ライムやローズマリーをブレンドした
落ち着きのあるグリーンの香り

底知れない緑の深さに、僅かな恐怖心を覚える。
全身を覆いつくすような樹々の匂いや、
まとわりついてくる沢の湿り気も、
じわじわと慣れゆけば、そこは安らぐ場所になる。

TOP
ライム、カフィアライム
MID
ローズマリー、薄荷
BASE
ヒノキ
#FFF
Soft Floral

フルーティローズやマグノリアをブレンドした
華やかなフローラルの香り

蝶よ花よと大層可愛がられて、子どもと大人の間を自由に行き交う純粋無垢な少女。
夢中で摘んだ野ばらを握りしめ、右手の人差し指から滴る
朱が、真っ白なスカートを水玉模様に染める。

TOP
フルーティローズ
MID
ゼラニウム(ブルボン種)、マグノリア
BASE
カルダモン
#FEE
Fruity

ハニーローズやピーチをブレンドした
愛らしくフルーティな香り

愛おしいと思うこの気持ちを、
きみにどう伝えよう。

TOP
白ぶどう、グレープフルーツ
MID
ヒロハラベンダー、ペアー、ハニーローズ
BASE
オークモス、ピーチ
#ED4
Citrus

オレンジやミュゲをブレンドした
溌溂としたシトラスの香り

大きな太陽に照らされて、陽炎の立つ道を進む。
弾けるパッションも、
たちまち炎天下の中に溶けてしまった。
はしゃぎながら、昨日の話をするぼくら。
楽しいこの毎日が、ずっと続けばいいのに!

TOP
アップル、オレンジ
MID
ジャスミン、ミュゲ
BASE
イリス、アンバー
#A24
Floral Amber

木蓮や金木犀をブレンドした
品のあるアンバーフローラルの香り

さらさらと砂が落ちていく。
窓際に咲く朽ちることのないその花に、彼女は永遠を見る。
そこは 0 と 1 の間。

TOP
ベルガモット、木蓮
MID
金木犀、アトラスシダー
BASE
コパイバ、ローズ
#C84
Dry Woods

アトラスシダーやカルダモンをブレンドした
ドライでスパイシーな香り

果てしなく続くこの道の先に、何があるのかはわからない。
歩き続けるのも、諦めるのも、労力を要する。
どちらに進んでもいい。
これは、あなた自身の挑戦。

TOP
アトラスシダー、ベルガモット
MID
カルダモン
BASE
パチュリ、サンダルウッド
#A65
Woody Amber

バニラやヘリオトロープをブレンドした
甘いウッディアンバーの香り

アフォガートを食べる時、決まってきみは、
溶けかけたアイスクリームを幼子のように
口いっぱいに頬張ろうとする。
それが合図かのごとく私は、部屋の灯りを消した。

アフォガート【affogato】 :《伊「溺れる」の意》アイスクリームにエスプレッソやリキュールなどをかけたデザート

TOP
バニラ、オレンジ
MID
カルダモン
BASE
トンカビーンズ、ムスク
#864
Woods

サンダルウッドやベチバーをブレンドした
凛としたウッドの香り

ひとの気配さえもかき消されたこの場所で、
わたしはわたしの欠片を拾い集めていた。
それらを丁寧に隙間なく、嵌め込むように築き上げる。
得られたのは研ぎ澄まされた感覚と、揺るぎない自信。

TOP
アトラスシダー
MID
パチュリ
BASE
ベチバー、サンダルウッド
#621
Amber

ホーリーフやムスクをブレンドした
ジェントルなアンバーの香り

あの日友人とダイニングバーで飲んだ後、どのようにして帰路についたのかが到底思い出せない。
目を覚ますと時計の短針は既に一周半近くも回っていて、
部屋もすでに翳っていた。
葉巻、ポマード、祖父の匂い。
時々見る長い夢に、救われる。
今もなお鮮明に思い出される祖父の背中を、
ずっと追い続けている。

TOP
ホワイトローズ、ベルガモット
MID
ホーリーフ、ラベンダー 
BASE
バニラ、ムスク